みなさんは「ウォールストリート」にどんな印象を持ちますか?
数理工学を駆使してデリバティブを組成・評価するような手法は、金融工学などと呼びますよね。
診断士試験にもしばしば登場する先物やオプション取引はデリバティブの一種。
あれ?どっちがコールオプションだったっけ・・・? 問題に泣かされた人も多いかも。
というわけで数学に強い人材をたくさん採りたいのかというと、どうもそれだけではないようです。
ここで紹介されている 「pymetrics」 というサービス、、、
なになに、どうもこれは「脳科学を応用したゲームベースのお仕事適性評価と、それに基づく採用マッチングをおこなうサービス」のようです。
実際にやってみました
(引用:pymetricsのゲーム画面例)
この顔、ここにある10種類の感情のどれなのでしょうか?
これをパッパッと見せられて、答えていくというのが、第一のゲーム”FACE”。これはユーザーの性格を見るゲームなのでしょうか。
他に推論の早さを試す”TOWERS”、瞬発的な判断力を試す”STOP”があります。
ここに登録をしてゲームをおこなうと、適性評価をしてくれて、採用案件とのマッチングをおこなってくれるようです。日本の知能・適性検査にくらべてずいぶんシンプルで、練習次第で高いスコアになりそうにも思えますが、、、ウォールストリートの大手金融機関が興味を示し交渉中。
で、検査・テストがあるというなら、それを鍛えておきましょう:
「Lumosity」 は、記憶力と注意力を上げる・全世界で6000万人のユーザーとうたうオンライン脳トレサービスです。
(引用:Lumosityのトレーニング画面例)
実際にやってみると、脳というより反射神経を鍛えるような感じです。
最後は、意識と無意識の両方を組み合わせて挑戦者を悩ませる、ユニークなスマホアプリを:
(引用:みんなの脳トレ画面例)
無意識に任せれば「橙」とわかるのに、思わず「白」と答えてしまいそうです。
意識が邪魔をして、かえってできなくなることがあるのですね。
ノーベル賞をとった方程式もリスクの回避に役に立たないような変化が激しい時代です。
知識・経験と比べ、無意識の瞬発力の重要性が高まるのは必然かも知れません。