ここんとこ滅茶苦茶暑い日が続きますね。今日あたりは名古屋で39.5度、京都で38.8度を記録したそうで東京も35.6度と体温なみの気温だったとのこと。TVニュースでは「異常気象が常態化する新たな時代」に突入したといってましたが、確かに10年前の暑さを思い出すと、ステージが変わってしまったんだって思えるぐらいの変わりようです。しかし、しんどいステージに変わるのは気象だけではありません。ITを中心としたテクノロジーの進化もまた私たちの生活のステージを変えそうな勢い進化しつづけています。そこでしんどそうな未来を生き残るべく、東京五輪を皮切りに始まる2020年~2029年までの10年間でなにが変わるかということをみんなで予想してみました。PITらしくITを軸にした未来予想がたくさん出てきましたが、さて、数年後、読み返してみてどの予想が当たっているのでしょうか。
Fintech(村上さん)
決済についてはFintechがますます進化、浸透し、融資については中小企業を中心に仕訳を公開して融資を得る形が進む
- 公的機関も新たなFintech系金融機関とのつきあいがふえる
- メガバンク よくわからん仮想通貨を作ってはやらずに終わる
- ネットバンク ATMを押さえたセブン銀行も現金が減れば没落
- AmazonPayはどこまで広がる。小口店頭決済に進出?
- 法人向け金貸し業務はFreeeやMFが押さえる
- 仮想通貨取引所は海外送金に留まる
IT人材(平鹿さん)
- ブロックチェーン組織で発信
- クラウドワークスみたいな元締めはいらない
- 現場が人事機能
ロボット(夏原さん)
東京五輪後、人材ニーズがひと段落する。ロボティックス技術が向上し、
- ロボティクス技術が向上することにより、人よりも使えるロボットが台頭
- 日本 人口減少とロボットの代替の進捗がマッチし、ロボットによる失業のリスクは少ない
- しかし海外では失業のリスク大きい
- ロボットを人が使えるようにするための教育の必要性が増す
- 今のエンジニアの当たり前が、一般人の当たり前になっていく
MR・VR(岩間さん)
- リアルウィンドウショッピングの機会が減る
- 3Dプリンタがいらなくなる
- MRのロードショー登場
- ディズニーランドもMR
- フィットネスにMRが登場(酔ってしまうけど)
- ホロレンズを使った建築物のモックアップが主流に
- 人のリソースを集めて家からでなくてよくなる
- 職人の技術をMRに保存するようになる
- 軍事の応用
MIX予想(村上さん、平鹿さん、夏原さん、岩間さん)
自動運転(安藤さん)
機械に認識をさせる結果
- 自動運転が実現されるとおいしいお酒が売れる
- 飲食業界に革命がおきる
- 保険業界の再編が始まる
- 自動車が国有化される
- 過疎地が活性化する
- シニア経済が活性化する
- 学校の競争が激化する
- スポーツ・文化がレベルアップする
- 自動車学校が減少する
- ドライブスルー居酒屋、酒類販売UPする
経理業務(片岡さん)
- 経理業務が2010年代の1/10に短縮できそうで出来ません
- 面倒を解決するコンサルタントが活躍する。
Freeeなどのクラウド会計ソフトの魅力は普通預金の残高を合わせる必要がないところですが、面倒くさいし慣れているからこのままでいいやとなるのが現実。
チャットBOT(福田さん)
- AI(チャットBOT)の進化によりコールセンターの業務は効率化するが、コールセンタ自体はなくならない
チャットBOTの進化により、使える人は効率よく問題解決ができるが、高齢者などリテラシーの低いかたの電話応対はそのまま残る。
しかし、AIによる解答候補の提示により応対業務の補助は強化され効率的な業務ができるようになる
ヘルステック(石井さん)
計測ブームがおき、ゾゾスーツから冷蔵庫の中、人体データなどありとあらゆるものが測定されるようになる
- 人体データが常に健康を管理し、疾病を防ぎ医療保険が安くなる
- DNAを把握することで犯罪捜査に役立てられるようになる
- DNAを把握することで人種差別が起こる(逆に人種差別がなくなる)
- DNAを認証に利用し遠隔地でも管理できるようになる
みなさん、申し合わせたように見事に被らないテーマで予想を立ててきました。あらためてテクノロジーの切り口の多さに気づかされます。個人的には人口、財政、覇権も興味あるところなのですが、20’はどんな時代が待っているのか、その時自分らは何をしているのか、怖くもあり楽しみでもあります。