売れる商品とは
商品の価値と価格が見合っている、あるいはそれ以上だと買い手が認識できる商品
販売元が信頼のおける会社であり、品質や安全性が担保されていること(名前の知れている企業であること)
商品やサービスを利用した際に満足できるという実績がる。(口コミ、経験値)
→つまり、商品やサービスが良いものだと認められている
ことが売れる商品の条件。
一方、情報商材は・・・
販売元の会社は無名の会社であることが多い。
実態のはっきりしない会社や経営者が運営しているケースも多いことが一般に認知されている
主にインターネットでの販売であり、売り手の顔が見えない
過去に消費者トラブルや詐欺被害などが頻繁に発生している。
情報の価値が広告だけでは判断できない
→従来の売れる商品とは対極にある商品である
でもなぜか継続的に売れている
インターネットが普及した初期から「儲かる情報」「ネットで稼げるノウハウ」を販売する業者は存在しており、現在でも多くの業者が存在している。
度重なる消費トラブルが一般的に認知されているにも関わらず、一定数の購入者が継続的に表れているということを意味するものと思われる。
→情報商材の広告やホームページには胡散臭いと理屈では理解していながら、つい買う気になってしまう仕組みが存在しているのではないか?
検証① バナーの表現(アフィリエイト広告)
◆テキスト広告
◆バナー広告
①具体的な金額を提示することで稼げることをイメージしやすくする
②不労所得、成功者といった単語を盛り込むことで、より成功のイメージを持ちやすくする。
検証②ランディングページ
Ⅰ最初に自分のキャラクターを売り込む
(一般的なキャラクター設定)
・自分は成功して利益を得ている
・ノウハウを知るまでは不幸な人生、平凡な人生
・成功したノウハウを多くの人に伝え幸せになってもらいたいと考えている。
→自分は利益を得たいのではなくて、貴方の幸せのために行動していることをアピールして、よい人だと思わせる。
※一度、好印象を持たせると、その後の言動もポジティブにとらえてくれるようになる(ハロー効果)
参考サイト:http://sonoyama.org/mailmagazine/
Ⅱ核心の部分は伝えない
・外核の一部分だけを言われると、ついもっとのぞいてみたいと感じるようになる。
Ⅲ行動に起こすためのハードルを可能な限り下げる
・誰でも簡単に実践できるものであることを伝える
・まずは無料でノウハウを知ることができることを伝える(フット・イン・ザ・ドア効果)
まとめ
例え最初は胡散臭いと感じていても、売り方次第によって購入、あるいは購入のきっかけとなるアクションを起こしてしまう事がある。
・相手の警戒心を解きほぐすところをスタートとする
・相手に利益があることを始めに伝える
・最初は簡単なお願いから始める
クライアント企業が悪質な業者に騙されることを防ぐためにも、騙されやすい売り方を知っておくことは大切。