シミュレーションにも以下のようないろいろなパターンが見られる。
全細胞シミュレーション
http://tenure5.vbl.okayama-u.ac.jp/HM_blog/?p=517
・500遺伝子の小さな細菌(マイコプラズマ菌)の分子生物学レベルのシミュレーションで、まだモデルの挙動と実物に大きな矛盾があるものの、新しい発見の可能性がある。
・人工生命などの方向性もあり、6000遺伝子の酵母がモデル化できれば、産業的に大きな可能性が生じる。
全脳シミュレーション
http://www.oist.jp/ja/news-center/news/2013/8/8/11615
・京の単位を使った神経細胞レベルのシミュレーションを言う。それでも、規模はヒトの1%程度にすぎない。
・規模もそうだが、ヒトとネコの差もわからないようでは知能への道は遠い
全脳アーキテクチャー
https://staff.aist.go.jp/y-ichisugi/brain-archi/wba-sketch.html
・報酬系(脳全体の目的は報酬期待値最大化である)や学習・行動制御レベルのシミュレーション
Jubatus
・「分散したデータ」を「常に素早く」「深く分析」することを狙った分散基盤技術です。Jubatusの名前の由来は、俊敏な動物であるチータの学術名からの命名で、「ユバタス」と読みます。
・多層ニューラルネットワークを使ったオープンソースディープラーニング基盤。学習をベースに、ビッグデータ解析 →弁別・予測・関係性の発見・レコメンデーション・自然言語処理・音声認識などに活かさる。ヒトにしかできない仕事が減っていくかもしれません。
ロボット
http://www.kawada.co.jp/robotics/
・賃金差を活かした単純労働のグローバル化は、ロボットによりいつかは終焉するかもしれません。
以上シミュレーションのいろいろでした。