おサイフケータイは便利ですが、更に便利な決済方法が出てきました。
スマートフォンでQRコードを読み取ると、あらかじめ登録したクレジットカードなどで支払いができる決済サービス「ZNAP」が、六本木の「QRBAR」で提供開始されました。カードや現金がなくても、スマホでスムーズかつ安全に決済できるメリットがあります。
<ZNAP HP> http://consumer.znap.com/ja_JP/
<QRBar>http://blog.livedoor.jp/mpayme/archives/35812769.html
ZNAPの支払いステップは以下の2つ。まず、ZNAPアプリを立ち上げてQRコードを読み取ると、支払い情報を自動で認識する。続いて、暗証番号を入力すれば支払いが完了する。利用開始時に電話番号や住所などの個人情報や、クレジットカード番号を登録しておけば、以降はそのクレジットカードで決済ができる。(年内には銀行決済にも対応する予定)
ZNAPアプリを立ち上げて「ZNAP」をタップすると、カメラが起動してバーコードを読み取れる。QRBARでは、テーブルに貼られているQRコードを読み取って注文できる。「カタログ」からは店舗のメニューを確認できる。
注文したい料理を選択して暗証番号を入力すれば、あらかじめ登録しておいたクレジットカードで支払いができる(当日はレセプションパーティということで、全品0円だった)
ZNAPでは、店舗の利用の場合、POSにZNAPを連動させ、レジにZNAP決済用のQRコードを提示。店員が商品のバーコードを読み取った後に、ユーザーがスマートフォンでQRコードを読み取り、暗証番号を入力すると決済が完了する。1人あたりの支払い手続きや、レジでの待ち時間が短縮されるのがメリットだ。
今後は、おサイフケータイ(FeliCa)や専用カードリーダーで決済できる「PayPal Here」との競合が考えられる。一方、使い分けの状況も想定できるので、その普及を注視する事なろう。
スマートフォンを紛失した際のリスクが懸念されるが、ZNAPでは支払い前には必ず暗証番号を入力するので、第三者に不正利用される恐れはない。また、ZNAPに登録した個人情報は端末内には保存されず、ZNAPのサーバで管理される。VisaやMasterCardからPCI DSS Level 1 Service Providerの認証を受けている。