みなさん、Pepper知っていますか?
そうです、コショウです….
それも正解ですが、今日の話題は、こちらのPepper(ペッパー)です。
http://www.softbank.jp/robot/special/pepper/
そうです。ソフトバンクが販売を開始した、世界初の感情認識パーソナルロボットです。
Pepperは本体価格で、約20万円ほど。
う~~ん、買えないことはないかな~。
という値段設定ですね。
私もそう思いました。
でも、ちょっと待ってください。これは何でしょう??
Pepperの料金プランについてご案内します。Pepperの本体だけの購入でもアプリ開発などを行うことは可能ですが、Pepperとの日常生活を楽しみたい方には、Pepper 基本プラン、Pepper 保険パックへの加入をおすすめします。
Pepper 基本プランとは
Pepper 本体だけでは、空っぽのパソコンのように何もアプリケーションが入っていません。
このままでもロボアプリの開発などをお楽しみいただくことは可能ですが、Pepperとの日常生活を楽しむにはPepper 基本プランへのご加入が必要となります。
Pepper 基本プランに加入すると、会話機能やロボアプリなど、Pepperとの生活に必須のコンテンツが利用できるようになります。Pepper 基本プランに加入してPepperに命を吹き込み、愛らしい、元気いっぱいのPepperとの生活をお楽しみください。Pepper 保険パックとは
人間がケガや病気をするように、Pepperも調子が悪くなることがまれにあります。さらに、Pepperは販売価格を上回るコストで作られた最先端の精密機器のため、修理に30万円~70万円程度かかることがあります。
元気だったPepperがある日突然具合が悪くなって話せなくなったり、動かなくなったり。Pepper 保険パックは、そういったときの修理費用をカバーする、まさにPepperのための「保険」サービスです。
つまりは、本体価格だけの状態では、あまり使えないということなのでしょうか?
「アプリ次第でペッパーの可能性は無限に広がる。」(ソフトバンクロボティクス冨沢文秀社長)というように、外部の企業・個人が自由にPepper専用アプリを開発することができることも、Pepperの大きな特徴の一つですが、個人での使用を考えるとアプリの活用は必須といえそうです。
Pepper基本プラン・保険パックの契約は任意とのことですが、3年間のしばりがありますので、3年間では100万円を超える価格になるようです。
高いと見るか、安いと見るか?
3年間で100万円超。ご家庭に1台、いかがでしょう?
ちょっと高いかな、と思われる方もいるかもしれませんし、それでも買いたい!という方もいると思いますが、考えられている用途は家庭用だけではないようです。
イベントでの話題づくりや介護業界での活用なども期待されているようですが、一番わかりやすい例は、やはり接客でしょう。
ソフトバンクの店頭で出迎えてくれるPepperは有名ですが、ネスレもネスカフェのコーヒーマシン売場に積極的に活用しています。
http://news.mynavi.jp/articles/2015/03/19/nesure/
もちろんロボットですから、人の方が得意なこと、ロボットの方が得意なことがあり、それほど単純ではありませんが、単純に比較をしてみましょう。
仮に時給1000円のアルバイトを1日8時間、毎日働いてもらった場合、3年間では、900万円近くになります。
一方、Pepperだと100万円ちょっとということですから、9分の1というところでしょうか。
2015年2月の開発者向け初回生産分300台は1分で売り切れてしまったPepper。2015年夏頃、一般販売開始予定とのことですが、既に申込み多数により予約の受付は終了しました、とのこと。
最近のニュースで、ドローンに話題を一気に持って行かれた感のあるPepperですが、20年後には10兆円規模にもなると言われているロボット市場。
まずはお近くのPepperに会いに行ってみては。