PITの河村です。
今年の5月にGoogleが提供を開始したSNSサービス“Spaces”の紹介です。
SpacesとはGoogleによると、
少人数グループ向けの共有用アプリ
とのことです。
SNSとしては、FacebookやLINEと大きく水をあけられているGoogle+の反省を活かしたサービスになるのでしょうか。
使い方
①App Store、Google Playからインストールできます。
スマホでの使用を前提に作られている気がします。
PCのWEB上でも動作しますが、GmailやGoogle+のようにGoogleサービス一覧からは出てこないので、下記リンクから入ります。
https://spaces.google.com/
②まずは“スペースを作成”します。
インストールが完了したら、”スペースを作成”をタップします。
この“スペース”は、サービスの名称にもなっている通り、Googleが狙うサービスの根幹なのでしょう。
「自分の関心のあるジャンル、コミュニティの単位ごとに“スペース”を作って、シェア(共有)していこう!」
というところの集中戦略で勝機を見出しているような気がします。
③友だちを招待します
“招待”ボタンをタップして、友だちを招待します。
メールアドレスがわかれば、メールでリンクを送るだけです。
④コンテンツを共有し、コミュニケーションします
画面下の“Spaces”アイコンをタップすると投稿できます。
投稿は、“URLリンク”、“写真・動画”、“コメント”、“ステッカー(LINEのスタンプのようなもの)”を選んで投稿できます。
“URLリンク”は、検索してページを表示してから投稿することもできます。
使ってみた感想
サービス名の通り“スペース”(グループ)に特化しているので、グループを作るのは一番軽い気持ちで作れる気がします。
自分の持っている“スペース”内をすべて検索することができるのは、良い機能です。
YouTubeやブラウザを見ていて、すぐにシェアするのも使いやすいです。
カテゴリー分けした“メモ帳”のような使い方はアリかもしれません。
ただ、FacebookやLINEにもグループ機能がありますので、それに取って代わるのは難しいのではないでしょうか。
FacebookやLINEの友達でなくてもメールなどで招待ができるので、他のSNSでつながっていない知人などを誘うのには良いのかもしれません。
サービス開始から1か月半ほど経過していますが、“Spaces”で検索してもWEB上で盛り上がっている様子はあまり伺えません(>_<)
で、宇宙なの?
ちなみに名称の“Spaces”ですが、デザインを見てみると“宇宙”をイメージしているようです。
でも、複数形の“s”が付いているので、“宇宙”の意味ではないようです。
やはりコミュニティや関心の単位としての“空間(場所)”が正しいようです。