おつかれさまです。
今日は怖いお話です。
真冬のこの季節に怖い話とはどうなっているのでしょうか。
私の中では稲川淳二が出てくるくらい怖いお話です。
ランサムウェアという言葉をご存じでしょうか。
ransom + softwareの造語です。
ransomとは身代金のことを意味しています。
たとえばdemand a ransomとは身代金を要求するということです。
ランサムウエアというと一般的には、身代金を要求してくるマルウエアの一種をいいます。
マルウエアとはコンピュータウィルスよりも広い概念で
不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるコードの総称です。
今年はランサムウェアが流行する年になりそうです。
というのも2015年12月からVVVというランサムウェアの一種が流行しているようです。
12月末の段階でツイッターで情報が拡散され大混乱していたようですね。
VVVウィルスに関しては、この研究会で紹介され私もしりました。
一瞬このマークを見たときフォルクスワーゲンかと思ってしまったのですが、
フォルクスワーゲンは、VWです。(^0^)
すいません関係ない話をしてしまいました。
VVVウィルスは、電子メールの添付ファイルやWEBサイトから感染しているようです。
感染するとPCなどの中にあるファイルがすべて拡張子がVVVになります。
VVVウィルスという名前の由来はそこからきています。
そしてファイルも暗号化され読めなくなりますので拡張子だけ戻しても復元不能です。
画面には、身代金を要求する文面が英語で表示されます。
こんな感じです。一行目に英語以外の言語ではGoogle翻訳を使えとご丁寧に書いてあります。( ・∀・)
身代金の振り込み先はというと、私も不思議だったのですが、
仮想通貨ビットコインを使っている場合が多いようですね。
ビットコインは犯罪者が特定されにくいのだそうです。
VVVは今のところ日本では大流行していないのですが、
ランサムウェアの感染例は増えてきており2016年1月にIPAから注意勧告がでています。
対策は、主に下記です。
1.バックアップを取りましょう
2.OSやウィルスチェックソフトのアップデートは定期的に
3.不審な電子メールの添付ファイルや、ホームページの閲覧には注意
今日は2016年初の真冬の怖い話でした。