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情報弱者脱出セミナ〜0521中小企業政策研にて(3)

皆様、こんにちは

5月21日にPITの上部組織である中小企業政策研究会にて、PITメンバーによる
情報弱者脱出セミナーを行いました。

本セミナーは下記の3部構成でした。

1.ITリテラシーを高めよう
 ネットで相手に気を使い、自分を守る!
2.自分をITで効率化しよう
使いこなすことで、自分を高めよう!
3.中小企業をITで支援する
売上アップ、業務効率化に貢献できるか!?

既にパート1,3については当ブログで紹介されています。
情報弱者脱出セミナー~0521中小企業政策研にて
情報弱者脱出セミナー~0521中小企業政策研にて(2)

「パート2のアップはまだか?」と無言の圧力を感じていた今日この頃だったのですが、
新しいMacbook AIrを購入したのを機に(??)、ようやく重い腰があがりました。

パート2は、「自分のIT武装化術」というテーマで、主に無料で使えるITツールを駆使した業務効率化について
お話しました。サブテーマとして、

①共同作業を効率化する
②効率的に情報収集
③スマホで上手に情報管理

の3つを設定しました。

まず「①共同作業を効率化する」。
ここでは、複数人で共同作業する際の効率化ツールとして、まずDropboxを紹介しました。

Dropboxについてはもう既に定番化していますが、意外に知られていない機能もあります。
例えば「履歴管理機能」。

例えばこんな時に便利です。

こんな経験がある方も結構いらっしゃると思います。そんな時は、DropboxのWeb管理画面にて履歴を追えば、削除されたファイルを復元することができます。

これで、誤って削除してしまっても安心ですね。ちなみに、履歴管理画面で誰が削除したか分かってしまうので、こっそりと、速やかに復元しといた方が良いです(笑)。

次にサイボウズlive。200人まで使える無料グループウェアで、スケジュール共有や掲示板などが使えます。

2つめのサブテーマは「②効率的に情報収集」。
ここでは、自動的にニュースを収集してくれるスマホアプリを3種紹介しました。

まず一つ目は「Gunosy(グノシー)」。
自分のFacebookやTwitterの書き込みから、興味の有りそうな分野を分析し、自動的にその分野のニュースをピックアップして毎日配信してくれるアプリです。

二つ目は「SmartNews」。これは、日本中でつぶやかれている情報から話題性のあるトピックを分析・抽出し、カテゴリー毎に配信してくれるものです。このアプリのユニークな点は、データを事前ダウンロードすることにより、圏外の場所でもニュースがさくさく読める点です。

最後に「Vingow(ビンゴー)」。このアプリは、予め自分が指定したカテゴリーごとにニュース配信してくれるので、閲覧が楽です。

3つめのサブテーマは「③スマホで上手に情報管理」。
今回は、特に「名刺管理」に焦点をあてました。

まずは「Eight」。このアプリは、スマホで撮影した画像をクラウドにアップすると、名前やメアドなどをデータ化して返してくれるものです。これの大きな特徴は、名刺のデータ化をなんと人力(!)で行なっている点。アップされた画像を、このアプリの提供元がパート・バイトを動員して労働集約的に手作業入力しているのです。ちなみにこのアプリは無料で使えますが、提供元は法人向けサービスのほうで元をとっているようです。

最後は「CardCam」。使い勝手としてはEightとほぼ同様ですが、こちらは人力ではなくてOCRでデータ化しています。

名刺管理アプリは、大量の名刺ライブラリからの情報検索が容易、クラウドを介して名刺を渡した相手に新しい名刺を届けられる、などの利点があり、非常に便利です。これからさらに発展する分野ではないかと思います。

以上、拙い内容でしたが、おつきあい下さり、ありがとうございました。

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