CAMとは
工作機械の制御データ(NCデータ)を作成するためのコンピュータシステム
主にCADで作成された図面データ(形状データ)からCAMデータ変換ツールを用いてNCデータへ加工する
工作機械とは
工作機械とは、
「エンドミル」や「ドリル」などの工具を使用して、穴を開ける、表面を削り取る
等の加工を行い、材料を所定の形状を形作る機械
各種エンドミル
加工対象の材料は主に、以下のようなものが利用される。
金属(鉄やアルミ、チタンなど)
複合材
ガラスやセラミックに代表される硬脆材(硬くてもろい素材)
プラスチックなどの樹脂
主な工作機械
旋盤 一般に円筒または円盤状の工作物を回転させて加工する機械
ボール盤 ドリル工具を回転させて穴あけ加工を行う機械
マシニングセンタ 多種類の加工を連続で行えるNC工作機械で、それぞれの加工に必要な工具を自動で交換できる機能を備え
NCデータに関して
工作機械において材料を加工する際に下記の条件で加工順序、加工方法を最適化された形で生成される。
・短時間
・正確性
・高い加工品質
さらに、以下の点にも考慮される必要がある。
・工具への負荷の低減
・工具と工作機械との干渉 →工具の破損防止
・材料の発熱 →熱による材料の変形防止
マシニングセンターの動作イメージ
「5軸 マシニングセンター 動画」で検索するといろいろ動画が確認できます。