ネット選挙・・・最初はうまくいきそうもないな

ITnews

「RT、ダメですよ」――ネット選挙運動、未成年者は禁止 総務省が注意呼びかけ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1306/20/news057.html

未成年は、ネット選挙運動しちゃだめで、その項目は以下のようなものらしい。
(1)自分で選挙運動メッセージを掲示板・ブログに書き込み
(2)他人の選挙運動の様子を動画共有サイトなどに投稿
(3)他人の選挙運動メッセージをSNSなどで広める(リツイート、シェアなど)
(4)送られてきた選挙運動用電子メールを他人に転送(一般有権者も禁止)──など



未成年の件はともかく、選挙運動って難しいですね。

選挙運動って、基本的にウザイものですよね。
ネット以外では、
 街宣車で騒音公害をまき散らす
 街頭で握手しようとして、通行の邪魔をする
 朝の忙しい時に、駅前で自己アピールだけしてる

まあ、少しでも顔と名前を覚えてもらおうという涙ぐましい努力なのですが、
直前期の選挙運動は、中身は全く無いので、ハッキリ言って禁止して欲しいくらいです。

有名政治家なら立ち止まって聞く人もいるでしょうけど(私は聞きませんが)、
それ以外の場合ははっきりいって、非生産的活動の典型的なものだと思います。

で、ネット選挙運動。
今までの押し付けの役に立たない非生産的選挙活動に比べれば、
ちゃんと、候補者の主義主張や、公約が整理できて情報発信できるので
まだいいと思います。
怖いのは、ソーシャルメディアでしょうね。
見たくもないのに、選挙メッセージを送られると困りますね。

基本的に選挙活動は、有権者にとってPULLであるべきだと思うのです。
情報をPUSHされて、それによって意見が変わったり投票行動が変わるのはおかしいと思うのです。

つまり、自分の選挙区の情報を知りたければ、迅速にスムーズに引き出せて、
それによって投票行動がきまる。そんな感じ。
求めてもないのに、情報を送ってくるのは、本当に本当にかんべんして欲しいところです。

まさに、企業のソーシャルメディア活動と一緒ですね。
広告を無差別に送ってくる企業のイメージは下がります。
それ以上に選挙活動は候補者のイメージを下げてしまう可能性がありますね。

ネット選挙活動解禁、だからこそ覚えておきたい「RTのタイミング」
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1306/21/news093.html

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